表3 期待度数
既婚正義 計画出産あり2、計画出産なし3
既婚不正 計画出産あり2、計画出産なし3
カイ二乗検定は、表2と表3の差を計算する。(観測データ-期待度数)2 / 期待度数の公式で各カテゴリーを計算すると、表4になる。
表4 差の計算
既婚正義 治療あり0.5、治療なし0.33
既婚不正 治療あり0.5、治療なし0.33
カイ二乗検定は、表4の値を全て足したものになる。0.5+0.5+0.33 +0.33=1.66
カイ二乗値、つまり、観測と期待度数の差は、1.66になる。なお自由度は1のため、有意確率は、約0.5となり、5%以上のため、帰無仮説で差がないとなる。
花村嘉英(2021) 「莫言の『蛙』でカイ二乗検定を考える」より