6 まとめ
シナジーのメタファーを作家個人の脳の活動だけではなく、集団の脳の活動として考察するために、つまり、狭義ではなく、メゾのデータを束ねた広義の意味で考察するために、作家の条件に自然や文化の観察者を設け、エキスパートとして自然や文化に触れる社会学的な方法について考察した。その際、ミクロ、メゾ、マクロの3つのレベルで調節できることが分析方法の質を高めることになる。特に、メゾの部分でデータを束ねながら解析を重ねことにより、社会学の観点でマクロの文学分析が意義あるものになっていく。
【参考文献】
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橋爪大三郎・大澤真幸他著 2016 社会学講義 ちくま新書
花村嘉英 2005 計算文学入門-Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか? 新風舎
花村嘉英 2015 从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む 華東理工大学出版社
花村嘉英 2017 日语教育计划书-面向中国人的日语教学法与森鸥外小说的数据库应用 日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで 南京東南大学出版社
花村嘉英 2018 シナジーのメタファーの作り方-トーマス・マン、魯迅、森鴎外、ナディン・ゴーディマ、井上靖 中国日語教学研究会上海分会論文集
花村嘉英 2018 从认知语言学的角度浅析纳丁・戈迪默 ナディン・ゴーディマと意欲 華東理工大学出版社
花村嘉英 2019 「川端康成の「雪国」から見えてくるシナジーのメタファーとは-無と創造から目的達成型の認知発達へ」 中国日語教学研究会上海分会論文集
花村嘉英 2020 社会学の観点からマクロの文学を考察する-危機管理者としての作家について 中国日語教学研究会上海分会論文集
花村嘉英 2020 島崎藤村の「千曲川のスケッチ」の執筆脳について-自然や文化の観察者の立場から ファンブログ シナジーのメタファー
花村嘉英 2020 志賀直哉の「城の崎にて」の執筆脳について ファンブログ
花村嘉英 2020 国木田独歩の「武蔵野」の執筆脳について ファンブログ
花村嘉英 2020 横光利一の「蝿」の執筆脳について ファンブログ
花村嘉英 2020 エリアス・カネッティの「マラケシュの声」の執筆脳について ファンブログ
花村嘉英 2020 フランツ・カフカの「変身」の執筆脳について ファンブログ