【カラム】
A平均1.4 標準偏差0.49 中央値1.0 四分位範囲1.0
B平均1.0 標準偏差0 中央値1.0 四分位範囲0
C平均1.8 標準偏差0.4 中央値2.0 四分位範囲0
D平均1.8 標準偏差0.4 中央値2.0 四分位範囲0
【クラスタABとクラスタCD】
AB 平均1.2普通、標準偏差0.24普通、中央値1.0低い、四分位範囲0.5低い
CD 平均1.8高い、標準偏差0.4普通、中央値 2.0低い、四分位範囲0低い
【クラスタからの特徴を手掛かりにし、どういう情報が主成分なのか全体的に掴む】
Bのバラツキが大きくて、直示のジェスチャーが多いことから、登場人物の厨子王と樵はよく動いているといえる。
【ライン】合計は、言語の認知と情報の認知の和を表す指標であり、文理の各系列をスライドする認知の柱が出す数字となる。
① 7、視覚以外、直示、旧情報、未解決 → 場面の始まりは未解決が多い。
② 6、視覚、直示、新情報、未解決 → 芝刈り場の様子。
③ 6、視覚、直示、新情報、未解決 → 雑木林を見廻す。
④ 6、視覚、直示、新情報、未解決 → 手を付けず落ち葉に座る。
⑤ 7、視覚以外、直示、新情報、未解決 → 芝刈りで指を痛める。
⑥ 7、視覚以外、直示、新情報、未解決 → 寒さで姉を思う。
⑦ 6、視覚、直示、新情報、未解決 → 樵が通りかかる。
⑧ 6、視覚、直示、旧情報、未解決 → 厨子王は芝を刈らずにいる。
⑨ 5、視覚、直示、新情報、解決 → 樵が刈り方を伝授する。
⑩ 5、視覚以外、直示、新情報、解決 → 厨子王も芝を刈る。
【場面の全体】
全体で視覚情報は7割余りであり、脳に届く通常の五感の入力信号の割合よりも低いため、視覚意外の情報が問題解決に効いている。
花村嘉英(2019)「森鴎外の「山椒大夫」の多変量解析-クラスタ分析と主成分」より