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  • ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」で病跡学を考える7

    分析例

    1 アニーと私の人生について語る場面。  
    2 この小論では、「嘔吐」の執筆脳を「自己への関心と執筆」と考えているため、意味3の思考の流れ、関心に注目する。   
    3 意味1①視覚②聴覚③味覚④嗅覚⑤触覚 、意味2 ①喜②怒③哀④楽、意味3関心①あり②なし、意味4振舞い ①直示②隠喩③記事なし
    4 人工知能 ①関心、②執筆   
     
    テキスト共生の公式   
     
    ステップ1 意味1、2、3、4を合わせて解析の組「吐き気と実存」を作る。
    ステップ2 私の人生を語るため心の声を漏らすため、「自己への関心と執筆」という組を作り、解析の組と合わせる。  

    A ②聴覚+③哀+①あり+②隠喩という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。
    B ①視覚+③哀+①あり+②隠喩という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。
    C ①視覚+③哀+①あり+①直示という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。 
    D ②聴覚+③哀+①あり+②隠喩という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。
    E ②聴覚+④楽+①あり+②隠喩という解析の組を、①追求+②救済という組と合わせる。   

    結果 表2については、テキスト共生の公式が適用される。

    花村嘉英(2022)「ジャン・ポール・サルトルの『嘔吐』で病跡学を考える」より

  • ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」で病跡学を考える6

    【連想分析1】
    表2 受容と共生のイメージ合わせ

    アニーと私の人生について語る場面

    A Des pensée sur Anny, sur ma vie gâchée. Et puis, encore au-dessous, la Nausée, timide comme une aurore. Mais à ce moment-là, il n’y avait pas de musique, j’étaient morose et tranquille..意味1 2、意味2 3、意味3 1、意味4 2、人工知能 1
    B Tous les ovjets qui m’entouraient étaient faits de la même matière que moi, d’une espèce de souffrance moche.意味1 1、意味2 3、意味3 1、意味4 2、人工知能 1
    C Le monde était si laid, hors de moi, si laids ces verres sales sur les tables, et les taches brunes sur la glace et le tablier decMadeleine et l’air aimable du gros amoureux de la patronne, si laide l’existence même du monde, que je me sentais à l’aise, en famille.意味1 1、意味2 3、意味3 1、意味4 1、人工知能 1
    D A présent, il y a ce chant de saxsophone. Et j’ai honte. Une glorieuse petite souffrance vient de naître, une souffrance modèle. Quatre notes de saxophone.意味1 2、意味2 3、意味3 1、意味4 2、人工知能 1
    E Elles vont et viennent, elles ont l’air de dire: Eh bien, oui! (245) 意味1 2、意味2 4、意味3 1、意味4 2、意味5 2

    花村嘉英(2022)「ジャン・ポール・サルトルの『嘔吐』で病跡学を考える」より

  • ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」で病跡学を考える5

    4 分析

     データベースの作成法について説明する。エクセルのデータについては、列の前半(文法1から意味5)が構文や意味の解析データ、後半(医学情報から人工知能)が理系に寄せる生成のデータである。一応、L(受容と共生)を反映している。データベースの数字は、登場人物を動かしながら考えている。
     こうしたデータベースを作る場合、共生のカラムの設定が難しい。受容はそれぞれの言語ごとに構文と意味の解析をし、何かの組を作ればよい。しかし、共生は作家の知的財産に基づいた脳の活動が問題になるため、作家ごとにカラムが変わる。

    【データベースの作成】
    表1 「嘔吐」のデータベースのカラム
    文法1 態 能動、受動、使役。
    文法2 時制、相 現在、過去、未来、進行形、完了形。
    文法3 様相 可能、推量、義務、必然。
    意味1 五感 視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚。
    意味2 喜怒哀楽 情動との接点。瞬時の思い。
    意味3 思考の流れ 関心ありなし
    意味4 振舞い ジェスチャー、身振り。直示と隠喩を考える。
    医学情報 病跡学との接点 受容と共生の共有点。購読脳「吐き気と実存」を共生にスライドさせるため、メディカル情報をここに置く。  
    情報の認知1 感覚情報の捉え方 感覚器官からの情報に注目するため、対象の捉え方が問題になる。例えば、ベースとプロファイルやグループ化または条件反射。
    情報の認知2 記憶と学習 外部からの情報を既存の知識構造に組み込む。その際、未知の情報についてはカテゴリー化する。学習につながるため。記憶の型として、短期、作業記憶、長期(陳述と非陳述)を考える。
    情報の認知3 計画、問題解決、推論 受け取った情報は、計画を立てるときにも役に立つ。目的に応じて問題を分析し、解決策を探っていく。獲得した情報が完全でない場合、推論が必要になる。
    人工知能
    自己への関心と執筆 エキスパートシステム 関心とは、ある物に対し向けられている積極的な心構えまたは感情のこと。執筆とは、筆をとって書くこと。

    花村嘉英(2022)「ジャン・ポール・サルトルの『嘔吐』で病跡学を考える」より

  • ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」で病跡学を考える4

     偶然性は、消去できる見せかけの仮象ではない。絶対的なものである。無償である。そのことを理解すると、気持ちがむかつき、吐き気をもようすことになる。
     もう少し、自分のことを語るのは止める。なんの役に立つのか。吐き気、恐怖、実存、これらのことはすべて自分の胸にしまっておく方がよい。
     最も強い強烈な恐怖や吐き気の際に、自分が救われることを期待していた。まだ若いし、やり直す十分な力がある。しかし、何をやり直すのであろうか。私は死に、一人で自由であり、けれどもこの自由は、死に似ている。
     今日、私の肉体は衰弱しているため、吐き気は耐えられない。しかし、病人でも、病気の意識を忘れてしまうほどの幸福で衰弱なときがある(Aujourd’hui mon corps est trop épuisé pour la supporter. Les maladies aussi ont d’heureuses faiblesses qui leur ôtent, quelques heures, la conscience de leur mal)。吐き気は、また戻ってくるとわかっていても、短い猶予を与えてくれた。
     また発作がおきるのではないかとか次はもっと激しい発作かもしれないといった不安が消えなくなる予期不安は、パニック障害でよく見られる症状である。
     ブーヴィルのエリアは、非常に静かで清らかである。ビクトル・ノワール通り、ガルヴァ二通りをよく散策した。吐き気もここを大目に見ている(emploierais-je ces derniers moments à faire une longue promenade dans Bouville, à revoir le boulevard Victor-Noir, l’avenue Galvani, la rue Tournebride? La Nausée l’avait épargné)。ペンを放さずに持っていれば、吐き気を遅らせることができる。頭に浮かぶことを書きながらそれをする。
     過度なストレスは、体に置く影響を及ぼすが、適度なストレスだとよい影響になることがある。ストレスを受けたときに、脳内にβエンドルフィンや副腎皮質刺激ホルモンが分泌され、集中力や注意力を高めてくれる。吐き気のありかは、台なしになった私の人生に関する観念の下にある。私の人生の上には、機械的な計算があった。吐き気は、曙のようにおどおどしている。
     そこで、サルトルの「嘔吐」の購読脳は「吐き気と実存」にし、執筆脳は「自己への関心と執筆」にする。シナジーのメタファーは、「サルトルと自覚存在」である。

    花村嘉英(2022)「ジャン・ポール・サルトルの『嘔吐』で病跡学を考える」より

  • ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」で病跡学を考える3

    3 作家サルトル

     La nauée「嘔吐」の中から吐きたいメンタルな気持ちを書き出していく。同時に心のありようである人間らしさは、脳の働きによるもので、脳内を動き回り心を左右する神経伝達物質についても説明する。心の状態を左右しているのは、神経伝達物質の種類と量である。
     あの男は、吐き気を待っている。胸がむかついた。吐き気がしたのかと思ったが、そうではない。1917年の冬は、捕虜でもあり、食べ物の事情が非常に悪く、病気になった。私は、病人である。
    発作が起こる(Une belle crise)。確かに人間はすばらしい存在である。私の頭からつま先まで発作が全身を揺らす(ça me secoue du haut en bas)。一時間前に発作が起こることを知っていたが、認めたくはない(Il y a une heure que je la voyais venir, seulement, je ne voulais pas me l’avouer)。世界が実存することを知っている。吐きたいと思うことが頭を悩ます。
     ここでは、興奮性の神経伝達物質であるノルアドレナリンが分泌している。主な作用は、興奮、覚醒、恐怖、怒り、不安、集中力と関係している。パニック障害の特徴がある症状といえる。
     鉄道員の店で吐き気があり、公園でも別のものが、今日はとびきり強い吐き気があった。
     吐き気は、直ちに離れることはない。私は、吐き気に襲われることはない。吐き気は、病気でも咳込みでもなく、私自身となった。
     実存の鍵とは、吐き気の、つまり私自身の生活の鍵であり(j’avais trouvé la clef de l’Existence, la clef de mes Nausées, de ma propre vie)、これを発見すると、あらゆるものが不条理に行きつく(tout ce que j’ai pu saisir ensuite se ramène à cette absurdité fondamentale)。
     人間の観念は、視覚、嗅覚、味覚からはみ出ている(Ce noir-là, présence amorpha et veule, débordait, de loin, la vue, l’odorat et le gout)。異常な瞬間が来る。身動きもせず、凍りついていると、何か新しいものが現れる。吐き気を理解し、それに精通した。ことばにするのは容易であり、偶然性こそが大切である。実存とは必然でなく、単にそこにあることをいう。実存するものは、出現し、偶然の実存に任せるが、実存するものを演繹することはない。

    花村嘉英(2022)「ジャン・ポール・サルトルの『嘔吐』で病跡学を考える」より

  • ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」で病跡学を考える2

    2 人間サルトル

     ジャン・ポール・サルトル(1905-1980)は、幼少時に父親が死に、母方の祖父の下で育った。3歳で右目を失明し、強度の斜視になる。
     1933年から1934年までベルリンに留学し、気象学を学んだ。1935年、想像力の実験のため、友人の医師ラガシュによりフェネチルアミン系の幻覚剤メスカリンを注射してもらう。甲殻類が身体を這いまわる幻覚に襲われ、鬱症状が続いた。甲殻類は嫌いであった。ベルリンに留学し執筆を始めた「嘔吐」は、フランスに戻ってル・アーブルやパリで教鞭をとる傍ら、1938年に出版される。
     戦中戦後にフッサールの現象学やハイデッカーの存在論、そしてソビエトの諸外国への信仰を擁護する立場からマルクス主義に傾倒していく。そこには、カミュやポンティとの決別もあった。ソビエト寄りの共産党には加入せず、次第に反スターリン主義の毛沢東のグループを支持するようになる。
     その後、マルクス主義は、発見学として捉えられ、その中で個人の意識の縦は、精神分析学の成果を、社会の横の統合は、アメリカ社会学の成果を取り入れた。これにより、20世紀の知恵をまとめるべく構造的、歴史的人間学を基礎づけた。
     公的な賞に関してすべて辞退している。ノーベル賞は、辞退の書簡の到着が遅れたため、ノーベル文学賞決定後の辞退となる。1964年のことである。
     1973年、激しい発作に襲われる。右目の失明に加え、左目の眼底出血により両目を失明する。そのため、内妻のヴォ―ヴォワールとの対話を録音し、自力での執筆ができなくなったことを共同作業で補うとした。主体重視の実存主義からユダヤ教への思想の転換もあり、サガンと交流するようになった。
     1980年肺水腫で亡くなり、モンパルナス墓地に埋葬された。養女のエル・カイムらの編集により、死後、多数の著作が出版されている。

    花村嘉英(2022)「ジャン・ポール・サルトルの『嘔吐』で病跡学を考える」より

  • ジャン・ポール・サルトルの「嘔吐」で病跡学を考える1

    1 はじめに

     病跡学については、作家を一人の人間として見たときにいえる病気の症状や小説の中に描かれているメディカル情報が考察の対象になる。サルトルの場合、斜視で眼が不自由であった。1973年には左目の視力が健常時の半分もなくなり、読み書きができなくなる。ボケの症状が現れ、一日のうち3時間ぐらいしか正常でいられなくなった。半盲状態になると、エジプト人の秘書に本を読んでもらい、対話して過ごした。 
    また、白井(2006)によると、サルトルは、30年以上にも渡り神経症を患っていたため、自身の実存を正当化するために文学を絶対視していた。しかし、飢餓状態に比べれば、芸術など一文の値打ちもないとする。
     原題のLa nauéeは、嘔吐物を意味せず、吐きたい気持ちを表す。そこで小説の中からメンタルな症状を覗いて見たい。「嘔吐」の中には、パリでの生活から見えてくる吐きたくなるような場面がいくつも現れる。吐き気をもようす場面を中心に病気の跡を辿り、人間サルトルの症状と合わせて病跡学の考察とする。
     政治への関心は、少なからず文学活動に影響を与えた。文学の政治参加は、小説により労働者階級を開放させることである。
     「嘔吐」執筆時は、自身を単独者と見なしており、社会の絆をよそに自分には社会におうものなどなく、社会の方も自身に手を出すことはないと考えていた。「嘔吐」ではブルジョワを下劣と批判したことが単独者としての文学からの帰結になった。つまり、サルトルが人生とは何かを真面目で真剣に追求した結果、小説「嘔吐」が生まれた。 

    花村嘉英(2022)「ジャン・ポール・サルトルの『嘔吐』で病跡学を考える」より

  • 花村嘉英 履歴書 

    氏名 花村 嘉英 (はなむら よしひさ)
    生年月日 1961年5月12日(64歳)
    住所 埼玉県川越市在住

    専門 比較言語・文学 (英語、ドイツ語、中国語、日本語)、文体論、計算文学(トーマス・マンとファジィ、魯迅とカオス、森鴎外と感情、ナディン・ゴーディマと意欲、川端康成と認知発達など)、健康科学、シナジー論(人文と情報、心理とメディカル、文化と栄養)、リスク社会学、翻訳学(ドイツ語)

    【学歴】
    ●1977年4月 埼玉県立川越高等学校入学
    ●1980年3月 埼玉県立川越高等学校卒業
    ●1981年4月 立教大学文学部ドイツ文学科入学
    ●1985年3月 立教大学文学部ドイツ文学科卒業
    ●同年4月 立教大学大学院文学研究科博士前期課程ドイツ文学専攻入学
    ●1987年3月 立教大学大学院文学研究科博士前期課程ドイツ文学専攻修了
    修士論文の題目: Anfangen、beginnen、aufhörenにおける様相因子の動きから生まれる文の曖昧性-モンタギュー文法による形式意味論からの考察
    ●同年8月 ドイツ・マンハイム大学の夏季語学講座参加
    ●1988年4月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程ドイツ文学専攻入学
    ●1989年9月-1990年8月 ドイツ・チュービンゲン大学へ交換留学
    ●1993年3月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程ドイツ文学専攻退学
    ●同年4月チュービンゲン大学大学院新文献学部博士課程ドイツ語学言語学意味論専攻入学
    ●1995年8月チュービンゲン大学大学院新文献学部博士課程ドイツ語学言語学意味論専攻博士論文提出後退学
    博士論文の題目と内容: HPSG für Textanalyse – zur Ironie Thomas Manns 論理文法(モンタギュー文法からGPSG、HPSGまで)の小史ならびにトーマス・マンのイロニーとファジー理論の相性の良さを「魔の山」より考察。論理計算による計算文学とシナジー論の基礎をなす。(2005年5月に「計算文学入門-Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか」と題して出版済 出版証明書付)

    「学術関連表彰」
    「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む」(2015)(華東理工大学出版社)
    ●栄誉証書  大連外国語大学(文献学)2017年3月、
    ●栄誉証書  南京農業大学(文献学)2017年3月、2017年5月
    ●捐赠証書(奨励)北京大学 2017年3月
    ●捐赠証書(奨励)北京外国語大学 2017年3月

    【職歴】
    「ビジネス翻訳・産業翻訳・著述業(学術): 技術文の校正と機械翻訳並びに特許明細書の和訳」
    ●1995年10月 博士論文の印刷に向けて電子データを作成する傍ら、技術文の翻訳の勉強を始める。
    ●1996年8月-1997年11月 ユニバーサルインターアド・コピーライティング部
    翻訳のチェッカー、退社後、翻訳スクールに通う。(1998年2月まで)
    ●1998年3月-1999年9月 富士通ラーニングメディア翻訳事業部
    英語の技術文の日本語訳をチェックしていた。富士通グループの製品+外資系企業のソフトウェアのマニュアル及び契約書を担当していたため、技術文特有の用語とか文体について日々勉強していた。工業英語3級合格。実用数学技能検定準2級合格、Fisdomも参照すること。
    ●Babel 修了講座名 ドイツ語翻訳家養成講座1999年3月、中日契約書翻訳講座2017年10月
    ドイツ語の古典新訳のワークショップでゲーテの「イタリア紀行」を共訳し、電子出版した(2010年)。2000年以降は、文理共生を目指して他の企業の技術文の翻訳プロジェクトにも参加した。
    ●2003年4月-2004年9月 ソニー・ネットワークエンジニアリング事業部
    技術者がプログラムを通して組み立てたソフトウェアの日本語の技術文を現場で英訳した。技術者の説明を反映するために、製品のマニュアルにある表現やIT用語辞典を例にして和文英訳のレポートを作成した。
    ●2004年10月-2009年2月 機械翻訳(SOHO)
    翻訳ソフトTRADOSを使用してドイツ語と英語の技術文をメモリーベースで和訳した。(1日に1500ワード翻訳)対応言語は、独日、英日で、分野は、ソフトウェア、汎用機械および特許である。レポート作成済み(「産業日本語の学習法とその応用例」)また、トーマス・マンとファジィ理論に関しても文理シナジー学会で発表し、2005年5月に「計算文学入門-トーマス・マンのイロニーはファジィ推論といえるのか?」を出版した。私にとって翻訳作業は、文理共生の下支えである。
    ●エイブス・メディカル翻訳修了講座 英和入門2014年5月、英和初級2015年9月、英和上級2016年2月
    ●2016年3月-2021年10月 独日特許翻訳(SOHO)
    バイオ、医療機器、技術関連(特許デイタセンター及び協和テクノサービス、翻訳エディタ使用)
    ●2020年11月-2022年4月 「計算文学入門(改訂版)-シナジーのメタファ―の原点を探る」の校正。
    ●2022年9月-2023年5月 「小説をシナジーで読む-魯迅から莫言へ シナジーのメタファ―のために」の校正。
    ●2023年8月-2024年2月「小説をシナジーで読む-森鴎外から川端康成へ データベースと病跡学に備えて」の校正。
    ●2024年4月-2024年8月 「私の病跡学-作家の執筆脳を比較と共生で考える」の校正。
    ●2024年12月-2025年7月 「ナディン・ゴーディマからパール・バックへ-病跡学をトレーニングする データサイエンスに備えて」の校正。

    「日本語専門家: 教授法」
    ●2009年3月-2011年1月 武漢科技大学外語外事職業学院外国語学部日本語科
    1年生と2年生の日本語会話を担当した。教材は、「みんなの日本語」と「日本語会話技巧編」等である。共にクラスを通して会話の場面のイメージ作りを試みた。例えば、基礎レベルでは日本語能力試験を模して質問文を読む間に音声から漢字を連想するトレーニングをした。学生が漢字系の学習者ためである。技巧編ではロールカードを使用してペアワークによる場面のイメージ作りを試みた。内容は、学内の研究発表会で説明済。
    ●2011年2月-2012年1月 集美大学外国語学部日本語科
    3年生を対象に日本語の作文と中日翻訳の演習を担当した。教材は、それぞれ「实用日语写作教程」と「汉译日精教程」である。また、2年生の日本概況と1年生の日本語会話も担当した。内容については、「中日翻訳の高速化」と題して延辺大学の中日韓朝比較言語文学の学会で発表した。
    ●2012年2月-2013年1月 天津外国語大学外国語学部日本語科
    3年生を対象に日本語の作文と新聞購読の演習を担当した。教材は「实用日语写作教程」と「構成/特徴/分野から学ぶ新聞の読解」である。作文では添削指導をし、新聞購読では教材終了後、直近の日本の新聞記事を使用して要約のトレーニングも試みた。内容については、国際日本語教育研究大会(名古屋大学)で発表済。
    ●2013年9月-2014年1月 湖南科技学院外国語学部日本語科
    3年生は「日本語総合教程第5冊」のクラスを、4年生は金田一春彦著「日本語上下」を用いて日本語学の講義を担当した。インフルエンザのため帰国。休暇中に森鴎外の「山椒大夫」を題材にしてデータベースを作成した。また、在任中、四川外国語大学の国際シンポジウムで「魯迅とカオス」について研究発表をした。
    ●2014年9月- 2015年1月 武昌理工学院国際教育学院
    文法外国語学部の日本語科の1、3、4年生のクラスを担当。例えば、4年生の「視听说」のクラスではDVDを使用しながら総合的な日本語のトレーニングを試みた。また、中日教学研究会江蘇分会で森鴎外の「山椒大夫」のデータベースについて発表した。(2014年11月)
    ●2015年3月-2016年1月 寧波大红鹰学院人文学部日本語科
    3年生はビジネス日本語と中日通訳のための日本語のシャドウィング及び作文のクラス、4年生は日本の経済学入門を担当。1、2年生は日本語会話の上下巻を担当した。また、在任中に中日対照言語学研究会(上海外国語大学)で「技術日本語の学習法とその応用例」と題して研究発表をし、華東理工大学出版社から著作「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む」を出版した。(2015年11月)
    ●2016年9月-2017年6月 盐城工学院外国語学部日本語科
    4年生は視听说、3年生は日本概況、日本文学史、新聞雑誌購読、作文、2年生は中級日本語听力を担当した。また、上海の同済大学で開催された中日教学研究会上海分会で「シナジーのメタファーの作り方」と題して研究発表をし、南京東南大学出版社から著作「日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで」を出版した。(2017年6月)
    ●2018年3月-2019年1月 大連交通大学外国語学部日本語学科
    3年生は日本語の基礎作文とビジネスメールの書き方に関する演習を、2年生は中級日本語会話を担当した。また、上海の同済大学で開催された中日教学研究会上海分会で「川端康成の『雪国』から見えてくるシナジーのメタファーとは」と題して研究発表をした。

    「取得した主な資格」
    ●日本成人病予防協会(JAPA)健康管理士一般指導員認定2015年3月、健康管理能力検定1級取得 2015年3月、健康管理士ゴールド認定 2017年4月、健康管理士上級指導員認定 2020年3月、健康管理士統括指導員認定 2023年10月
    ●予防医学・代替医療振興協会修了講座 予防医学指導士 2015年12月、代替医療カウンセラー 2016年4月、認知症ケアカウンセラー 2016年12月
    ●Babel 中日契約書翻訳講座修了 2017年10月
    ●フードデリバリー 熱中症対策アドバイザー認定 2018年7月
    ●ソラスト修了講座 医師事務作業補助者(ドクターズオフィスワークアシスト)養成講座 2018年10月、医療事務講座クリニックコース 2019年3月
    ●技能認定振興協会(JSMA)医師事務作業補助者検定試験合格 2019年4年
    ●埼玉西武消防組合 甲種防火管理新規講習修了 2019年5月
    ●日本学術振興会 研究倫理eラーニング 「事例で「学ぶ/考える」研究倫理 誠実な科学者の心得」修了 2019年8月
    ●日本癌治療学会 Cancer eラーニング 104講座修了 受講証明書有 2019年8月
    ●ICR臨床研究入門修了講座 臨床研究の基礎知識講座、倫理審査委員会向けの倫理研修、臨床研究のデータベースマネージメント、再生医療研究のインフォームド・コンセント、臨床研究法 2019年8月
    ●Fisdom修了講座 10進法を2進法に変換、暗号化、パリティチェック、情報リテラシー Office2016、統計学入門、Python入門、学校における無線ネットワークの作り方、安全学入門、インターネットセキュリティ、情報法 2019年10月
    ●JTEX修了講座 製薬・医薬品の基礎 2019年10月、知的財産権入門 2019年12月
    ●東京女子医科大学 教育・支援プログラム 100講座修了 2020年2月
    ●動脈硬化予防啓発セミナー eラーニング 55講座修了 2020年5月
    ●INPIT 工業所有権研修・情報館 eラーニング 20講座受講済 2020年5月
    ●日本能力開発推進協会 マインドフルネススペシャリスト検定試験合格 2020年10月、上級心理カウンセラー検定試験合格2021年7月、行動心理士検定試験合格 2023年1月
    ●医療情報処理学会医療情報技師育成部会 eラーニング受講講座 医療情報基礎用語集、個人情報保護法の影響、医療統計セミナーB 2025年4月現在
    ●Gacco修了講座 セキュリティ・プライバシ・法令、公衆無線LANセキュリティ対策、SDGs(持続可能な開発目標)入門 、Memento Moriー死を想う、大学生のためのデータサイエンス、社会人のためのデータサイエンス 、多変量データ解析法 、統計学-データ分析の基礎、誰でも使えるオープンデータ、進化発生学入門、心理学スパイラルアップ、推論・知識処理・自然言語処理、クラウド基盤構築演習、アーキテクチャ・品質エンジニアリング、スマートIoTシステム・ビジネス入門、IoTとシステムズアプローチ、クラウドサービス・分散システム、センサ、機械学習、深層学習、社会の中のAI、ビジネスフィールドでのAI・データ活用スキル、がんゲノム医療オンライン講座2020 2025年4月現在

    「所属協会及び研究会」
    ●日本成人病予防協会 
    【連絡先】
    電子メール hanamura36@gmail.com

  • 花村嘉英 履歴書 

    氏名 花村 嘉英 (はなむら よしひさ)
    生年月日 1961年5月12日(64歳)
    住所 埼玉県川越市在住

    専門 比較言語・文学 (英語、ドイツ語、中国語、日本語)、文体論、計算文学(トーマス・マンとファジィ、魯迅とカオス、森鴎外と感情、ナディン・ゴーディマと意欲、川端康成と認知発達など)、健康科学、シナジー論(人文と情報、心理とメディカル、文化と栄養)、リスク社会学、翻訳学(ドイツ語)

    【学歴】
    ●1977年4月 埼玉県立川越高等学校入学
    ●1980年3月 埼玉県立川越高等学校卒業
    ●1981年4月 立教大学文学部ドイツ文学科入学
    ●1985年3月 立教大学文学部ドイツ文学科卒業
    ●同年4月 立教大学大学院文学研究科博士前期課程ドイツ文学専攻入学
    ●1987年3月 立教大学大学院文学研究科博士前期課程ドイツ文学専攻修了
    修士論文の題目: Anfangen、beginnen、aufhörenにおける様相因子の動きから生まれる文の曖昧性-モンタギュー文法による形式意味論からの考察
    ●同年8月 ドイツ・マンハイム大学の夏季語学講座参加
    ●1988年4月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程ドイツ文学専攻入学
    ●1989年9月-1990年8月 ドイツ・チュービンゲン大学へ交換留学
    ●1993年3月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程ドイツ文学専攻退学
    ●同年4月チュービンゲン大学大学院新文献学部博士課程ドイツ語学言語学意味論専攻入学
    ●1995年8月チュービンゲン大学大学院新文献学部博士課程ドイツ語学言語学意味論専攻博士論文提出後退学
    博士論文の題目と内容: HPSG für Textanalyse – zur Ironie Thomas Manns 論理文法(モンタギュー文法からGPSG、HPSGまで)の小史ならびにトーマス・マンのイロニーとファジー理論の相性の良さを「魔の山」より考察。論理計算による計算文学とシナジー論の基礎をなす。(2005年5月に「計算文学入門-Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか」と題して出版済 出版証明書付)

    「学術関連表彰」
    「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む」(2015)(華東理工大学出版社)
    ●栄誉証書  大連外国語大学(文献学)2017年3月、
    ●栄誉証書  南京農業大学(文献学)2017年3月、2017年5月
    ●捐赠証書(奨励)北京大学 2017年3月
    ●捐赠証書(奨励)北京外国語大学 2017年3月

    【職歴】
    「ビジネス翻訳・産業翻訳・著述業(学術): 技術文の校正と機械翻訳並びに特許明細書の和訳」
    ●1995年10月 博士論文の印刷に向けて電子データを作成する傍ら、技術文の翻訳の勉強を始める。
    ●1996年8月-1997年11月 ユニバーサルインターアド・コピーライティング部
    翻訳のチェッカー、退社後、翻訳スクールに通う。(1998年2月まで)
    ●1998年3月-1999年9月 富士通ラーニングメディア翻訳事業部
    英語の技術文の日本語訳をチェックしていた。富士通グループの製品+外資系企業のソフトウェアのマニュアル及び契約書を担当していたため、技術文特有の用語とか文体について日々勉強していた。工業英語3級合格。実用数学技能検定準2級合格、Fisdomも参照すること。
    ●Babel 修了講座名 ドイツ語翻訳家養成講座1999年3月、中日契約書翻訳講座2017年10月
    ドイツ語の古典新訳のワークショップでゲーテの「イタリア紀行」を共訳し、電子出版した(2010年)。2000年以降は、文理共生を目指して他の企業の技術文の翻訳プロジェクトにも参加した。
    ●2003年4月-2004年9月 ソニー・ネットワークエンジニアリング事業部
    技術者がプログラムを通して組み立てたソフトウェアの日本語の技術文を現場で英訳した。技術者の説明を反映するために、製品のマニュアルにある表現やIT用語辞典を例にして和文英訳のレポートを作成した。
    ●2004年10月-2009年2月 機械翻訳(SOHO)
    翻訳ソフトTRADOSを使用してドイツ語と英語の技術文をメモリーベースで和訳した。(1日に1500ワード翻訳)対応言語は、独日、英日で、分野は、ソフトウェア、汎用機械および特許である。レポート作成済み(「産業日本語の学習法とその応用例」)また、トーマス・マンとファジィ理論に関しても文理シナジー学会で発表し、2005年5月に「計算文学入門-トーマス・マンのイロニーはファジィ推論といえるのか?」を出版した。私にとって翻訳作業は、文理共生の下支えである。
    ●エイブス・メディカル翻訳修了講座 英和入門2014年5月、英和初級2015年9月、英和上級2016年2月
    ●2016年3月-2021年10月 独日特許翻訳(SOHO)
    バイオ、医療機器、技術関連(特許デイタセンター及び協和テクノサービス、翻訳エディタ使用)
    ●2020年11月-2022年4月 「計算文学入門(改訂版)-シナジーのメタファ―の原点を探る」の校正。
    ●2022年9月-2023年5月 「小説をシナジーで読む-魯迅から莫言へ シナジーのメタファ―のために」の校正。
    ●2023年8月-2024年2月「小説をシナジーで読む-森鴎外から川端康成へ データベースと病跡学に備えて」の校正。
    ●2024年4月-2024年8月 「私の病跡学-作家の執筆脳を比較と共生で考える」の校正。
    ●2024年12月-2025年7月 「ナディン・ゴーディマからパール・バックへ-病跡学をトレーニングする データサイエンスに備えて」の校正。

    「日本語専門家: 教授法」
    ●2009年3月-2011年1月 武漢科技大学外語外事職業学院外国語学部日本語科
    1年生と2年生の日本語会話を担当した。教材は、「みんなの日本語」と「日本語会話技巧編」等である。共にクラスを通して会話の場面のイメージ作りを試みた。例えば、基礎レベルでは日本語能力試験を模して質問文を読む間に音声から漢字を連想するトレーニングをした。学生が漢字系の学習者ためである。技巧編ではロールカードを使用してペアワークによる場面のイメージ作りを試みた。内容は、学内の研究発表会で説明済。
    ●2011年2月-2012年1月 集美大学外国語学部日本語科
    3年生を対象に日本語の作文と中日翻訳の演習を担当した。教材は、それぞれ「实用日语写作教程」と「汉译日精教程」である。また、2年生の日本概況と1年生の日本語会話も担当した。内容については、「中日翻訳の高速化」と題して延辺大学の中日韓朝比較言語文学の学会で発表した。
    ●2012年2月-2013年1月 天津外国語大学外国語学部日本語科
    3年生を対象に日本語の作文と新聞購読の演習を担当した。教材は「实用日语写作教程」と「構成/特徴/分野から学ぶ新聞の読解」である。作文では添削指導をし、新聞購読では教材終了後、直近の日本の新聞記事を使用して要約のトレーニングも試みた。内容については、国際日本語教育研究大会(名古屋大学)で発表済。
    ●2013年9月-2014年1月 湖南科技学院外国語学部日本語科
    3年生は「日本語総合教程第5冊」のクラスを、4年生は金田一春彦著「日本語上下」を用いて日本語学の講義を担当した。インフルエンザのため帰国。休暇中に森鴎外の「山椒大夫」を題材にしてデータベースを作成した。また、在任中、四川外国語大学の国際シンポジウムで「魯迅とカオス」について研究発表をした。
    ●2014年9月- 2015年1月 武昌理工学院国際教育学院
    文法外国語学部の日本語科の1、3、4年生のクラスを担当。例えば、4年生の「視听说」のクラスではDVDを使用しながら総合的な日本語のトレーニングを試みた。また、中日教学研究会江蘇分会で森鴎外の「山椒大夫」のデータベースについて発表した。(2014年11月)
    ●2015年3月-2016年1月 寧波大红鹰学院人文学部日本語科
    3年生はビジネス日本語と中日通訳のための日本語のシャドウィング及び作文のクラス、4年生は日本の経済学入門を担当。1、2年生は日本語会話の上下巻を担当した。また、在任中に中日対照言語学研究会(上海外国語大学)で「技術日本語の学習法とその応用例」と題して研究発表をし、華東理工大学出版社から著作「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む」を出版した。(2015年11月)
    ●2016年9月-2017年6月 盐城工学院外国語学部日本語科
    4年生は視听说、3年生は日本概況、日本文学史、新聞雑誌購読、作文、2年生は中級日本語听力を担当した。また、上海の同済大学で開催された中日教学研究会上海分会で「シナジーのメタファーの作り方」と題して研究発表をし、南京東南大学出版社から著作「日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで」を出版した。(2017年6月)
    ●2018年3月-2019年1月 大連交通大学外国語学部日本語学科
    3年生は日本語の基礎作文とビジネスメールの書き方に関する演習を、2年生は中級日本語会話を担当した。また、上海の同済大学で開催された中日教学研究会上海分会で「川端康成の『雪国』から見えてくるシナジーのメタファーとは」と題して研究発表をした。

    「取得した主な資格」
    ●日本成人病予防協会(JAPA)健康管理士一般指導員認定2015年3月、健康管理能力検定1級取得 2015年3月、健康管理士ゴールド認定 2017年4月、健康管理士上級指導員認定 2020年3月、健康管理士統括指導員認定 2023年10月
    ●予防医学・代替医療振興協会修了講座 予防医学指導士 2015年12月、代替医療カウンセラー 2016年4月、認知症ケアカウンセラー 2016年12月
    ●Babel 中日契約書翻訳講座修了 2017年10月
    ●フードデリバリー 熱中症対策アドバイザー認定 2018年7月
    ●ソラスト修了講座 医師事務作業補助者(ドクターズオフィスワークアシスト)養成講座 2018年10月、医療事務講座クリニックコース 2019年3月
    ●技能認定振興協会(JSMA)医師事務作業補助者検定試験合格 2019年4年
    ●埼玉西武消防組合 甲種防火管理新規講習修了 2019年5月
    ●日本学術振興会 研究倫理eラーニング 「事例で「学ぶ/考える」研究倫理 誠実な科学者の心得」修了 2019年8月
    ●日本癌治療学会 Cancer eラーニング 104講座修了 受講証明書有 2019年8月
    ●ICR臨床研究入門修了講座 臨床研究の基礎知識講座、倫理審査委員会向けの倫理研修、臨床研究のデータベースマネージメント、再生医療研究のインフォームド・コンセント、臨床研究法 2019年8月
    ●Fisdom修了講座 10進法を2進法に変換、暗号化、パリティチェック、情報リテラシー Office2016、統計学入門、Python入門、学校における無線ネットワークの作り方、安全学入門、インターネットセキュリティ、情報法 2019年10月
    ●JTEX修了講座 製薬・医薬品の基礎 2019年10月、知的財産権入門 2019年12月
    ●東京女子医科大学 教育・支援プログラム 100講座修了 2020年2月
    ●動脈硬化予防啓発セミナー eラーニング 55講座修了 2020年5月
    ●INPIT 工業所有権研修・情報館 eラーニング 20講座受講済 2020年5月
    ●日本能力開発推進協会 マインドフルネススペシャリスト検定試験合格 2020年10月、上級心理カウンセラー検定試験合格2021年7月、行動心理士検定試験合格 2023年1月
    ●医療情報処理学会医療情報技師育成部会 eラーニング受講講座 医療情報基礎用語集、個人情報保護法の影響、医療統計セミナーB 2025年4月現在
    ●Gacco修了講座 セキュリティ・プライバシ・法令、公衆無線LANセキュリティ対策、SDGs(持続可能な開発目標)入門 、Memento Moriー死を想う、大学生のためのデータサイエンス、社会人のためのデータサイエンス 、多変量データ解析法 、統計学-データ分析の基礎、誰でも使えるオープンデータ、進化発生学入門、心理学スパイラルアップ、推論・知識処理・自然言語処理、クラウド基盤構築演習、アーキテクチャ・品質エンジニアリング、スマートIoTシステム・ビジネス入門、IoTとシステムズアプローチ、クラウドサービス・分散システム、センサ、機械学習、深層学習、社会の中のAI、ビジネスフィールドでのAI・データ活用スキル、がんゲノム医療オンライン講座2020 2025年4月現在

    「所属協会及び研究会」
    ●日本成人病予防協会 
    【連絡先】
    電子メール hanamura36@gmail.com

  • 花村嘉英 履歴書 

    氏名 花村 嘉英 (はなむら よしひさ)
    生年月日 1961年5月12日(64歳)
    住所 埼玉県川越市在住

    専門 比較言語・文学 (英語、ドイツ語、中国語、日本語)、文体論、計算文学(トーマス・マンとファジィ、魯迅とカオス、森鴎外と感情、ナディン・ゴーディマと意欲、川端康成と認知発達など)、健康科学、シナジー論(人文と情報、心理とメディカル、文化と栄養)、リスク社会学、翻訳学(ドイツ語)

    【学歴】
    ●1977年4月 埼玉県立川越高等学校入学
    ●1980年3月 埼玉県立川越高等学校卒業
    ●1981年4月 立教大学文学部ドイツ文学科入学
    ●1985年3月 立教大学文学部ドイツ文学科卒業
    ●同年4月 立教大学大学院文学研究科博士前期課程ドイツ文学専攻入学
    ●1987年3月 立教大学大学院文学研究科博士前期課程ドイツ文学専攻修了
    修士論文の題目: Anfangen、beginnen、aufhörenにおける様相因子の動きから生まれる文の曖昧性-モンタギュー文法による形式意味論からの考察
    ●同年8月 ドイツ・マンハイム大学の夏季語学講座参加
    ●1988年4月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程ドイツ文学専攻入学
    ●1989年9月-1990年8月 ドイツ・チュービンゲン大学へ交換留学
    ●1993年3月 立教大学大学院文学研究科博士後期課程ドイツ文学専攻退学
    ●同年4月チュービンゲン大学大学院新文献学部博士課程ドイツ語学言語学意味論専攻入学
    ●1995年8月チュービンゲン大学大学院新文献学部博士課程ドイツ語学言語学意味論専攻博士論文提出後退学
    博士論文の題目と内容: HPSG für Textanalyse – zur Ironie Thomas Manns 論理文法(モンタギュー文法からGPSG、HPSGまで)の小史ならびにトーマス・マンのイロニーとファジー理論の相性の良さを「魔の山」より考察。論理計算による計算文学とシナジー論の基礎をなす。(2005年5月に「計算文学入門-Thomas Mannのイロニーはファジィ推論といえるのか」と題して出版済 出版証明書付)

    「学術関連表彰」
    「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む」(2015)(華東理工大学出版社)
    ●栄誉証書  大連外国語大学(文献学)2017年3月、
    ●栄誉証書  南京農業大学(文献学)2017年3月、2017年5月
    ●捐赠証書(奨励)北京大学 2017年3月
    ●捐赠証書(奨励)北京外国語大学 2017年3月

    【職歴】
    「ビジネス翻訳・産業翻訳・著述業(学術): 技術文の校正と機械翻訳並びに特許明細書の和訳」
    ●1995年10月 博士論文の印刷に向けて電子データを作成する傍ら、技術文の翻訳の勉強を始める。
    ●1996年8月-1997年11月 ユニバーサルインターアド・コピーライティング部
    翻訳のチェッカー、退社後、翻訳スクールに通う。(1998年2月まで)
    ●1998年3月-1999年9月 富士通ラーニングメディア翻訳事業部
    英語の技術文の日本語訳をチェックしていた。富士通グループの製品+外資系企業のソフトウェアのマニュアル及び契約書を担当していたため、技術文特有の用語とか文体について日々勉強していた。工業英語3級合格。実用数学技能検定準2級合格、Fisdomも参照すること。
    ●Babel 修了講座名 ドイツ語翻訳家養成講座1999年3月、中日契約書翻訳講座2017年10月
    ドイツ語の古典新訳のワークショップでゲーテの「イタリア紀行」を共訳し、電子出版した(2010年)。2000年以降は、文理共生を目指して他の企業の技術文の翻訳プロジェクトにも参加した。
    ●2003年4月-2004年9月 ソニー・ネットワークエンジニアリング事業部
    技術者がプログラムを通して組み立てたソフトウェアの日本語の技術文を現場で英訳した。技術者の説明を反映するために、製品のマニュアルにある表現やIT用語辞典を例にして和文英訳のレポートを作成した。
    ●2004年10月-2009年2月 機械翻訳(SOHO)
    翻訳ソフトTRADOSを使用してドイツ語と英語の技術文をメモリーベースで和訳した。(1日に1500ワード翻訳)対応言語は、独日、英日で、分野は、ソフトウェア、汎用機械および特許である。レポート作成済み(「産業日本語の学習法とその応用例」)また、トーマス・マンとファジィ理論に関しても文理シナジー学会で発表し、2005年5月に「計算文学入門-トーマス・マンのイロニーはファジィ推論といえるのか?」を出版した。私にとって翻訳作業は、文理共生の下支えである。
    ●エイブス・メディカル翻訳修了講座 英和入門2014年5月、英和初級2015年9月、英和上級2016年2月
    ●2016年3月-2021年10月 独日特許翻訳(SOHO)
    バイオ、医療機器、技術関連(特許デイタセンター及び協和テクノサービス、翻訳エディタ使用)
    ●2020年11月-2022年4月 「計算文学入門(改訂版)-シナジーのメタファ―の原点を探る」の校正。
    ●2022年9月-2023年5月 「小説をシナジーで読む-魯迅から莫言へ シナジーのメタファ―のために」の校正。
    ●2023年8月-2024年2月「小説をシナジーで読む-森鴎外から川端康成へ データベースと病跡学に備えて」の校正。
    ●2024年4月-2024年8月 「私の病跡学-作家の執筆脳を比較と共生で考える」の校正。
    ●2024年12月-2025年7月 「ナディン・ゴーディマからパール・バックへ-病跡学をトレーニングする データサイエンスに備えて」の校正。

    「日本語専門家: 教授法」
    ●2009年3月-2011年1月 武漢科技大学外語外事職業学院外国語学部日本語科
    1年生と2年生の日本語会話を担当した。教材は、「みんなの日本語」と「日本語会話技巧編」等である。共にクラスを通して会話の場面のイメージ作りを試みた。例えば、基礎レベルでは日本語能力試験を模して質問文を読む間に音声から漢字を連想するトレーニングをした。学生が漢字系の学習者ためである。技巧編ではロールカードを使用してペアワークによる場面のイメージ作りを試みた。内容は、学内の研究発表会で説明済。
    ●2011年2月-2012年1月 集美大学外国語学部日本語科
    3年生を対象に日本語の作文と中日翻訳の演習を担当した。教材は、それぞれ「实用日语写作教程」と「汉译日精教程」である。また、2年生の日本概況と1年生の日本語会話も担当した。内容については、「中日翻訳の高速化」と題して延辺大学の中日韓朝比較言語文学の学会で発表した。
    ●2012年2月-2013年1月 天津外国語大学外国語学部日本語科
    3年生を対象に日本語の作文と新聞購読の演習を担当した。教材は「实用日语写作教程」と「構成/特徴/分野から学ぶ新聞の読解」である。作文では添削指導をし、新聞購読では教材終了後、直近の日本の新聞記事を使用して要約のトレーニングも試みた。内容については、国際日本語教育研究大会(名古屋大学)で発表済。
    ●2013年9月-2014年1月 湖南科技学院外国語学部日本語科
    3年生は「日本語総合教程第5冊」のクラスを、4年生は金田一春彦著「日本語上下」を用いて日本語学の講義を担当した。インフルエンザのため帰国。休暇中に森鴎外の「山椒大夫」を題材にしてデータベースを作成した。また、在任中、四川外国語大学の国際シンポジウムで「魯迅とカオス」について研究発表をした。
    ●2014年9月- 2015年1月 武昌理工学院国際教育学院
    文法外国語学部の日本語科の1、3、4年生のクラスを担当。例えば、4年生の「視听说」のクラスではDVDを使用しながら総合的な日本語のトレーニングを試みた。また、中日教学研究会江蘇分会で森鴎外の「山椒大夫」のデータベースについて発表した。(2014年11月)
    ●2015年3月-2016年1月 寧波大红鹰学院人文学部日本語科
    3年生はビジネス日本語と中日通訳のための日本語のシャドウィング及び作文のクラス、4年生は日本の経済学入門を担当。1、2年生は日本語会話の上下巻を担当した。また、在任中に中日対照言語学研究会(上海外国語大学)で「技術日本語の学習法とその応用例」と題して研究発表をし、華東理工大学出版社から著作「从认知语言学的角度浅析鲁迅作品-魯迅をシナジーで読む」を出版した。(2015年11月)
    ●2016年9月-2017年6月 盐城工学院外国語学部日本語科
    4年生は視听说、3年生は日本概況、日本文学史、新聞雑誌購読、作文、2年生は中級日本語听力を担当した。また、上海の同済大学で開催された中日教学研究会上海分会で「シナジーのメタファーの作り方」と題して研究発表をし、南京東南大学出版社から著作「日本語教育のためのプログラム-中国語話者向けの教授法から森鴎外のデータベースまで」を出版した。(2017年6月)
    ●2018年3月-2019年1月 大連交通大学外国語学部日本語学科
    3年生は日本語の基礎作文とビジネスメールの書き方に関する演習を、2年生は中級日本語会話を担当した。また、上海の同済大学で開催された中日教学研究会上海分会で「川端康成の『雪国』から見えてくるシナジーのメタファーとは」と題して研究発表をした。

    「取得した主な資格」
    ●日本成人病予防協会(JAPA)健康管理士一般指導員認定2015年3月、健康管理能力検定1級取得 2015年3月、健康管理士ゴールド認定 2017年4月、健康管理士上級指導員認定 2020年3月、健康管理士統括指導員認定 2023年10月
    ●予防医学・代替医療振興協会修了講座 予防医学指導士 2015年12月、代替医療カウンセラー 2016年4月、認知症ケアカウンセラー 2016年12月
    ●Babel 中日契約書翻訳講座修了 2017年10月
    ●フードデリバリー 熱中症対策アドバイザー認定 2018年7月
    ●ソラスト修了講座 医師事務作業補助者(ドクターズオフィスワークアシスト)養成講座 2018年10月、医療事務講座クリニックコース 2019年3月
    ●技能認定振興協会(JSMA)医師事務作業補助者検定試験合格 2019年4年
    ●埼玉西武消防組合 甲種防火管理新規講習修了 2019年5月
    ●日本学術振興会 研究倫理eラーニング 「事例で「学ぶ/考える」研究倫理 誠実な科学者の心得」修了 2019年8月
    ●日本癌治療学会 Cancer eラーニング 104講座修了 受講証明書有 2019年8月
    ●ICR臨床研究入門修了講座 臨床研究の基礎知識講座、倫理審査委員会向けの倫理研修、臨床研究のデータベースマネージメント、再生医療研究のインフォームド・コンセント、臨床研究法 2019年8月
    ●Fisdom修了講座 10進法を2進法に変換、暗号化、パリティチェック、情報リテラシー Office2016、統計学入門、Python入門、学校における無線ネットワークの作り方、安全学入門、インターネットセキュリティ、情報法 2019年10月
    ●JTEX修了講座 製薬・医薬品の基礎 2019年10月、知的財産権入門 2019年12月
    ●東京女子医科大学 教育・支援プログラム 100講座修了 2020年2月
    ●動脈硬化予防啓発セミナー eラーニング 55講座修了 2020年5月
    ●INPIT 工業所有権研修・情報館 eラーニング 20講座受講済 2020年5月
    ●日本能力開発推進協会 マインドフルネススペシャリスト検定試験合格 2020年10月、上級心理カウンセラー検定試験合格2021年7月、行動心理士検定試験合格 2023年1月
    ●医療情報処理学会医療情報技師育成部会 eラーニング受講講座 医療情報基礎用語集、個人情報保護法の影響、医療統計セミナーB 2025年4月現在
    ●Gacco修了講座 セキュリティ・プライバシ・法令、公衆無線LANセキュリティ対策、SDGs(持続可能な開発目標)入門 、Memento Moriー死を想う、大学生のためのデータサイエンス、社会人のためのデータサイエンス 、多変量データ解析法 、統計学-データ分析の基礎、誰でも使えるオープンデータ、進化発生学入門、心理学スパイラルアップ、推論・知識処理・自然言語処理、クラウド基盤構築演習、アーキテクチャ・品質エンジニアリング、スマートIoTシステム・ビジネス入門、IoTとシステムズアプローチ、クラウドサービス・分散システム、センサ、機械学習、深層学習、社会の中のAI、ビジネスフィールドでのAI・データ活用スキル、がんゲノム医療オンライン講座2020 2025年4月現在

    「所属協会及び研究会」
    ●日本成人病予防協会 
    【連絡先】
    電子メール hanamura36@gmail.com